よくあるご質問と答え

Q 採用後、直ちに正社員になれるのでしょうか

A まずは「準社員」というステップを踏んでいただきます。これは1年ごとの契約制となります。一般的には準社員として3年から4年程度の経験を積んでいただき、技量の安定性や人間性を見極めた上で正社員に登用する流れとなっております。
 詳しくは担当までお気軽にお問い合わせください。

Q 競馬に関する予備知識が必要でしょうか

A 必要ありません。競走馬の心理的特性など業務上必要な知識については入社後の教育で十分に習得いただくことが可能ですのでご安心ください。

Q 馬に触ったことがないのですが

A 特に問題ありません。馬の積み下ろし自体は馬運車に同乗する担当厩務員が責任をもって行うので、操縦員が直接馬に触る必要はありません。弊社が行うのは馬具や飼料の積み下ろしなどのお手伝いまでです。
ただし、馬室扉の開閉を始め、馬の近くで仕事をすることは確かですので、蹴られたり踏まれたりの怪我を負わないように、常に周囲への注意を怠らないことが重要です。また、入社後の研修では馬の動きや習性についての理解を深めていただきます。

Q 入社後の研修とは?

A 入社後、3ヶ月は研修期間になります。その間に、馬運車を操縦するに当たって必要な技術、知識を修得していただきます。研修修了後、一人前の操縦員として実際の競走馬輸送業務に就くことになります。

Q どのような免許が必要ですか

A 馬運車の運行には大型1種免許が必要です。

Q その他、入社に必要な条件はありますか

A 競走馬輸送には細部まで注意の行き届いた安全で丁寧な運転やスペースの限られた競馬場構内での的確な車両の取り回しが求められることなどから、大型車両(トラック・バス)操縦の実務経験1年以上の方を歓迎しております。なお、馬運車のサイズは全長12mで、すべてMT(マニュアル・トランスミッション)車です。詳しくは担当までお気軽にお問い合わせください。

Q 車両基地が茨城県の美浦村ということですが、周辺に居住する必要がありますか

A 原則として営業所まで30㎞圏内からの自動車通勤を認めております。

Q 現在、営業所の30km圏外に住んでいるのですが(社員寮や社宅がありますか)

A 弊社での勤務に当たり、遠方にお住まいの方が希望される場合は、事業所近隣の社宅(独身者の入居も可能)をご用意することもできます。詳細はお問合せください。

Q 競馬は週末だけ行われるようですが、仕事は土日だけですか

A 金・土・日の競走馬輸送がメインになります。中央競馬は毎週2又は3の競馬場で並行して開催されておりまして、このうち関東地区の二大競馬場(東京競馬場・中山競馬場)への輸送については「日帰り」が原則ですが、関西地区(京都競馬場・阪神競馬場)やその他の地区(札幌・函館・福島・新潟・中京・小倉)への競走馬輸送は開催の前日までに行われ、また帰りが競馬の翌日以降になることもあります。それ以外にも、弊社は中央競馬と地方競馬の交流競走のための輸送も請け負っているほか、平日にも競走馬を牧場へ運ぶ(放牧)輸送や乗馬の輸送など、多くの輸送の仕事が存在します。

Q 職場の人間関係はどうですか

A 人それぞれの受け止め方があるとは思いますが、総じて明るく風通しのよい職場だと感じております。社員の定着率は、ほぼ100%に近いです。

Q 輸送は一人で行うのですか

A 北海道や関西・九州など所要時間の長い輸送は確実に操縦員2名体制(いわゆるツーマン)での輸送となる一方、東京・中山両競馬場については原則1名、また中距離(福島競馬場、新潟競馬場、中京競馬場あたりまで)の輸送でも1人乗務が多いですが、翌日の運行スケジュール全般との兼ね合いで2人乗務となることもあります。なおトレーニング・センターから競馬場への往路では、まとまった数の馬運車が所定の時刻にほぼ一斉に出発し、コンボイ(車群)を形成して目的地へと向かいます。また競馬場においては当該車両以外の担当者も荷物の積み下ろしに協力するなど、運送業界の中では比較的集団での行動や、それに伴っての社員相互のコミュニケーションが多く求められる方かもしれません。

Q 操縦員以外の職種への転換はありますか

A 一般の会社組織と同様に営業や管理的な職種も存在します。ただ、弊社の場合、通例は操縦員として入社いただき、一定期間の勤務の後に各自の適性や希望も勘案し尊重しながら次のステップに進んでいただくことがほとんどです。

Q 馬運車に書かれているのは馬の名前ですか

A 競馬の発展とともに走り続けてきた弊社の歴史を象徴するものとして、日本ダービー優勝馬顕彰馬年度代表馬を中心に日本の競馬の歴史を彩った幾多の名馬たちの名前を採用しています。
 令和4年9月29日現在、最も古いものは第7回日本ダービー(昭和13年)の優勝馬「スゲヌマ」です。

Q 正直、古い競走馬については世間の大半は馬の名前だとすら認識できていないと思いますが、自己満足ですか(笑)?

A よいご指摘ですね(笑)競馬の歴史と伝統を、競馬を知らない多くの皆さんにもうまくアピールできるのが理想です。現在は顕彰馬(東京競馬場内の競馬博物館に「殿堂入り」している馬)の馬名は永く再使用するとともに、毎年生まれる日本ダービー馬の馬名は関係者のご了承を得て、引退後に極力満遍なく使う、また弊社の事業拠点の所在に鑑みて年度代表馬やダービー馬以外の美浦トレーニング・センター所属の活躍馬にも目配りする、などの考え方をとっていますが、よいお知恵があれば是非、お聞かせください。

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